美白対策で注意すべき食べ物はある？
食事メニューに美白効果のある成分を含む食べ物を加えることは無駄ではありません。
さらに輝くような美しい肌を育てるためにむしろ必要なことです。
しかし良い成分が含まれている食べ物でも食べるタイミングを注意すべきものがあります。
それは以前もお話しした「ソラレン」を含んだ食品です。美白対策でも「ソラレン」は注意すべき成分です。
この物質は光に反応する光毒性物質で、肌が紫外線に反応しやすくなってしまいます。
特に、食後2時間から6時間は紫外線をより吸収してしまう性質を持っていますので、日焼けやシミ・そばかすを作りやすくなるのです。
ソラレンを含む食べ物はビタミンCを多く含む食べ物が多く、オレンジやキウイフルーツ、レモン、グレープフルーツは代表的です。
また野菜でもキュウリ、しそ、パセリなどがソラレンを含んでいます。
しかし、この光毒性物質のために完全にこれらを食べないという必要もありません。
ビタミンCが豊富ですし、おいしく摂れる食べ物だからです。
ですから紫外線が強くなる朝から昼は避け、夕方以降に食べるようにすればいいだけです。
ソラレンは皮の部分に多く含まれています。触った場合は付着しますから洗い流すことも忘れないようにしましょう。
1日の間、時間を問わずに美白効果を狙って食べたい食べ物を選ぶなら、ビタミンC以外の栄養素も豊富で、さらにソラレンを含まないものがおすすめです。
そのことを考えて選んでいくと、リンゴ、いちご、ブロッコリー、トマトはアレンジの仕方も多くて食べやすいのではないでしょうか。
特にトマトは生でも調理したものでもおいしい食べ物ですから、取り入れやすいはずです。
また和洋中のどのアレンジにも向いています。
飽きないように食事に取り入れていける美白効果のある食べ物だからおすすめです。
上手に食べ物を選んで、さらにソラレンを含むものを食べるにも注意して食べる時間帯もすれば、色ムラやくすみ、トラブルのない肌を育てるための食事は完璧です。
それにおやつにフルーツを選べば健康的に甘さを楽しむこともできます。
カロリーを控えたお菓子も多くありますが、同じカロリーを摂るなら意味のある栄養素も一緒に摂るほうが肌にもいい結果が出てきます。
それでも、肌に回るほど十分な栄養を食べ物から摂ることは難しいことです。
美白効果を持つ成分をバランスよく配合しているサプリメントで補うことも悪くはありません。
それにサプリメントならソラレンが含まれているかという心配もいらないのがいいですね。
