どうしてビタミンCが内側からの日焼け対策になるのか
外出時は日焼け止めを塗って、日傘やストールで肌を覆う方は多いですよね。
このような外側からの日焼け対策は大切ですが、正直大変です。
日焼け止めは塗ってもまた塗りなおしが必要になることも多いですし、ついうっかり肌を露出してしまうこともあるでしょう。
このようなことに備え、外側からの日焼け対策にプラスして、内側からの日焼け対策も行ってみてはいかがでしょうか。
内側からの日焼け対策としておすすめなのが、たっぷりのビタミンCを摂ることです。
ビタミンCは美肌のビタミンともいわれ、美しい肌をキープするために重要な働きが期待できる栄養素の一つです。
美白化粧品をはじめ、お肌を美しく保つためのサプリにもビタミンCが含まれていることが多いですよね。
その理由は強い抗酸化作用などを持つためです。
紫外線を浴びると活性酸素が生まれるという話を聞いたことがある方もいると思います。
活性酸素は適度にある分には体の中に侵入したウィルスや細菌をやっつけてくれるため、抵抗力を高める働きがあります。
ですが、増えすぎると正常な細胞を壊してしまったり、遺伝子を攻撃してしまったりするため体に悪い影響を与えてしまうのです。
体は活性酸素ができすぎないように、防御する機能を持っており、体に入ってくる紫外線を減らすために皮膚細胞の中に「メラニン色素」を生み出します。
このメラニン色素が、日焼けで肌が黒くなる原因です。
ビタミンCはメラニン色素が作られないよう働き、さらにできてしまったメラニン色素の排出を促す働きがあります。
体を防御するメラニン色素を作られなくしたり排出してしまったりして大丈夫なの？という心配もありますが、実は活性酸素を素早く消去することもできるため、この心配は不要なのですよ。
たっぷりのビタミンCを摂るといわれると、レモンやミカンなどの柑橘系の果物をたくさん食べればよいと思う方がいるかもしれません。
確かに柑橘系の果物にはビタミンCがたくさん含まれています。
ですが、一日に必要といわれているビタミンCはミカン3個分です。
旬の時期でも毎日3個のミカンを食べ続けるのは大変ですし、紫外線がきつい時期ならよりたくさんのビタミンCを摂りたいところですが、旬ではないためコストがかかりそうです。
また、柑橘類には「ソラレン」という物質が含まれているので、日焼け対策にはあまりおすすめできません。
もっと手軽にビタミンCを取り入れ、内側から日焼け対策が行えるサプリやドリンクもあるため、このようなアイテムを活用してみるのも一つの方法ですよ。
