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美白成分にはどんなものがあるの?

美白を目指すためには欠かせない美白化粧品やサプリメント。
でも美白成分ってたくさんあって、どれがいいのか分からない…。
そんな方のために、この記事では、効果が期待できる美白成分を紹介していきたいと思います。

美白成分はどう効果があるの?

そもそも美白成分とは、メラニンの生成過程に作用し、メラニンが作られないようにする成分のことを指します。
それぞれの美白成分の効果を説明しやすくするために、メラニンの生成過程についてここでお話しておこうと思います。

まず、肌が紫外線を受けると、肌を守るために、表皮細胞がエンドセリンなどの情報伝達物質を作ります。
(1)このエンドセリンらがメラノサイトにメラニンを作るよう指示を出し、メラニンが作られ始めます。
(2)メラノサイトが作ったチロシンというアミノ酸を、チロシナーゼという酵素がメラニンに変化させます。
これらのステップを経て、出来上がったメラニンが表皮細胞へと運ばれていきます。
美白成分は、この中のどこかに作用して、メラニン生成を阻害するんです。

どんな美白成分があるの?

では、どのような美白成分があるのかについて見ていきましょう。

((1)と(2)どちらの過程にも関わる成分)
〇フラバンジェノール
フラバンジェノールは海岸松の樹皮から抽出したポリフェノールの一種で、最近話題になっている美白成分です。
エンドセリンの刺激を受け取るエンドセリンレセプターの発現を抑制することで、メラノサイトが刺激されるのを防ぎます。
チロシナーゼの活性を抑える効果もあり、(1)と(2)のどちらの過程にも対応してくれる、とても有効性の高い美白成分です。
それだけでなく、表皮に蓄積されたメラニンを排出する作用も持っていますので、既に表皮細胞へと運ばれてシミになってしまったメラニンにも有効です。

((1)の過程に関わる成分)
〇カミツレエキス(カモミラET)
カモミールから抽出される成分です。
エンドセリンの働きを阻害し、メラニンをそもそも作らせないようにします。

〇トラネキサム酸
人工合成されたアミノ酸であり、本来は止血剤・抗炎症剤として使われます。
エンドセリンと同じく情報伝達物質であるプラスミンやプロスタグランジンの働きを抑えます。

〇t-シクロアミノ酸誘導体(t-AMCHA)
資生堂によって開発された成分で、肌荒れにも効果があるとされます。
プロスタグランジンの働きを阻害し、プラスミンの生成も抑制します。

((2)の過程に関わる成分)
〇アルブチン
アルブチンはコケモモやウワウルシなどのツツジ科や、梨にも含まれている成分です。
チロシナーゼの働きを抑え、チロシンがメラニンになるのを防いでくれます。

〇ルシノール
ルシノールは、北欧のもみの木に含まれる成分を元に作られた成分です。
チロシナーゼと結びつくことで、メラニン生成を防止します。

〇リノール酸
植物油、特にサフラワー油やコーン油に多く含まれています。
チロシナーゼを分解してしまうことでメラニンの生成を抑えます。
しかし、食品としては普段の生活で十分な量を摂取できているので、逆に取りすぎに気をつけましょう。

〇コウジ酸
麹菌が糖を発酵させる過程で生成される化合物です。
チロシナーゼから銅イオンを取り除くことで、働けなくすることができます。

〇エラグ酸
エラグ酸はイチゴやラズベリーなどのベリー類、ブドウ、ザクロ、クコなどに含まれている成分です。
チロシナーゼの働きを抑える他、抗酸化作用にも期待できると言われています。

〇ビタミンC誘導体
ビタミンCはとても壊れやすく、その上水溶性なので、そのまま肌から取り入れようとすると弾かれてしまいます。
そこでビタミンCそのものではなく、体内の酵素反応でビタミンCに変わるようにして、吸収しやすい形にしたものがビタミンC誘導体です。
チロシナーゼの働きを抑えるだけでなく、できてしまったメラニンを還元して元のチロシンの色に戻していく働きもあると言われています。

まとめ

美白成分はここに紹介した以外にもたくさんのものがあり、効果があるかどうかにも当然個人差があります。
美白化粧品やサプリメントを試してみようと思ったときは、一度含まれている成分について調べた上で、自分に合うものを探してみてくださいね。

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