美肌を保つ日焼け止めの選び方・塗り方は?
「光老化」などと呼ばれるほど、紫外線が美肌に与える影響力は強力なもの。
逆に言うと徹底して紫外線から身を守れば、肌の老化は遅くなり長く美肌が保たれるわけですよね。
紫外線から肌を守る基本アイテムと言えば、日焼け止め! でも日焼け止めさえ塗っていれば大丈夫!と言うわけではないんです。
まずは日焼け止めの正しい選び方から。
「とりあえずSPF50・PA++++の、一番効果が高いものを塗っておけば良いのでは?」と思っている方が多いかと思いますが、不必要に効果の高い日焼け止めを塗ると肌への負担も大きくなるため、人によっては肌トラブルを引き起こす可能性もあり、あまりお勧めできません。
ここで「不必要に」と書きましたが、そう、日焼け止めにもTPOがあるんですよ。
例えば日本の場合は通勤や買い物程度の外出であればSPF10~20・PA++でも十分。
一方海水浴など炎天下で長時間過ごす場合にはSPF50・PA++++くらいの日焼け止めが必要になります。
日常使い用とアウトドア用に数種類揃えておくと良いかもしれません。
また、日焼け止めは種類だけでなく塗り方でも大きく効果が異なります。
量としては、顔に塗る場合で、1回につきクリーム状の日焼け止めでパール2個分、液体状の日焼け止めで1円玉2個分が必要で、擦りこむようにゴシゴシとではなく、優しく丁寧に、ムラなく塗るようにします。
きちんと塗っていても汗や皮脂などで少しずつ落ちてしまいますから、できれば2時間おきに塗りなおすのがお勧め。
その際にはまず汗を拭き取ってから日焼け止めを塗るようにすると塗りムラをなくすことができますよ。
外出先で塗りなおすと手がベタベタして不便、という場合には、スプレータイプの日焼け止めがお勧めです。
日焼け止め効果をさらに上げたいなら、最近話題の「飲む日焼け止め」とダブル使いすると良いかもしれませんね。