チョコレートが内側からの紫外線対策になるって本当？
甘いお菓子の代表格といえば、チョコレートですよね。
ちょっと疲れたときに一つまみという方から、チョコは生活に欠かせないといったチョコ好きの方まで、チョコを食べる機会がある方は多いですよね。
脂肪が多く糖分も多いため「太る」「にきびができる」などデメリットに感じる部分が多いチョコですが、実は紫外線対策に効果的で、内側からの日焼け対策にもなる嬉しい効果を期待できるのは知っていましたか？
チョコレートには色々な種類がありますが、紫外線対策におすすめなのは「高ポリフェノールチョコレート」です。
その名前の通り、チョコレートの原材料カカオに含まれるポリフェノール「カカオポリフェノール」がたくさん含まれるチョコレートです。
ポリフェノールというのは色々な植物に含まれている成分で、主に苦味や色素の成分です。
有名なところでは緑茶の渋み成分「カテキン」や、しょうがの辛み成分「ショウガオール」があります。
ポリフェノールは種類によって様々な働きがありますが、共通して強い抗酸化作用を持つことで有名です。
抗酸化作用というのは身体の酸化に対抗する作用で、紫外線を浴びたときに発生する活性酸素による細胞の酸化を防ぐ効果として知られていますね。
沢山あるポリフェノールの中でも、カカオに含まれるポリフェノールの量は多く、ダークチョコレート100gあたり、840mgものポリフェノールが含まれています。
一時期ポリフェノールが多く健康にもよいとして人気が高まった赤ワインの場合、含まれるポリフェノールは100gあたり180mgですので、ダークチョコレートに含まれるポリフェノールの豊富さは明らかといえますね。
高ポリフェノールチョコレートは文字通りたくさんのポリフェノールを含むチョコレートですので、活性酸素による細胞の酸化をより多く防いでくれます。
さらに紫外線からお肌を保護する作用もあるため、内側からの日焼け対策としては効果的な食材といえますよ。
ただ、高ポリフェノールチョコレートはミルクチョコレートのような甘いお菓子ではなく、苦味（カカオポリフェノールの味）が強いため、苦手という方もいるかもしれません。
お肌のためなら良薬と思って苦味を我慢して食べようと頑張ってもよいですが、苦手なものを食べ続けるのは大変ですよね。
抗酸化作用を持つ食べ物は他にもたくさんあるため、別のものを食べるのもよいでしょう。
さらにもっと手軽に日焼け対策サプリを活用してもよいかもしれませんね。もちろん、外側からの紫外線対策も大切ですよ。
