ホワイトケアのためにいい食材とは?
ホワイトを目指すために、肌のケアと同じくらい欠かせないのが食事。
実は、日常的に口にしている食材の中には、健康にいいだけでなくホワイトにもいいものがあるんです。
この記事では、ホワイトのためにいい食材と、それぞれどんな栄養素が含まれているのかについて紹介していきます。
ホワイトケアにいい食材はコレ!
肌に沈着し、シミなどの原因になるメラニン。
今から紹介する食材は、そのメラニンの生成過程や、生成されたメラニンに働きかけて、メラニンの生成を抑えたり排出したりといった働きをする栄養素を含んでいるものです。
では、どんな食材がホワイトのためにいいのでしょうか。
〇こんにゃく
こんにゃくには、他の食品と比べて圧倒的に多く含まれている成分があります。
それはセラミド。
セラミドとは、角質細胞の隙間を埋めている細胞間脂質で、肌に潤いを保つために重要な成分です。
メラニン色素の生成を抑制してくれる他、外部の刺激から肌を守り、乾燥肌にも効果があるとされています。
こんにゃくの中でも、特に生芋で作られたものにセラミドが多く含まれています。
その他には、黒ごま、黒豆、ひじきなどの黒い食べ物、米ぬか、牛乳などに多く含まれていますので、乾燥にお悩みの方はぜひ積極的に食べるようにしてみましょう。
〇イチゴ
イチゴは、エラグ酸という抗酸化物質のひとつを含んでいます。
エラグ酸は、抗酸化作用によって活性酸素を除去し、シミやそばかすを防いでくれますが、それだけでなく、チロシナーゼの働きを抑制してくれます。
エラグ酸だけならザクロやくるみなどにも含まれていますが、イチゴにはビタミンも豊富に含まれていて、より高いホワイト効果が期待できます。
一粒で二度おいしい果物なんですね。
〇アーモンド
アーモンドはナッツ類の中で随一のビタミン含有量を誇ります。
25粒ほどで、成人女性が1日に必要なビタミン量を摂取できてしまうそうです。
ビタミンには血行促進の効果があり、新陳代謝を活発にして、ターンオーバーを促進してくれます。
表皮に運ばれたメラニンはターンオーバーと共に排出されるため、ホワイトを保つためには、いかにターンオーバーが順調に行われる肌にしておくかが大切です。
またアーモンドには肌の皮脂を構成している脂肪酸のひとつであるオレイン酸も入っており、ハリのあるきめ細やかな肌を作るためにとても役立ってくれる食材です。
〇サバ
青魚であるサバには、必須脂肪酸のメチオニンがたっぷり含まれています。
このメチオニンがL-システインへと合成され、このL-システインが、チロシナーゼの働きを阻害し、メラニンの生成を防いでくれます。
またL-システインには代謝に関する酵素を活性化させる効果もあり、ターンオーバーが正常に行われるようにしてくれます。
サバには、メチオニンの他にも、皮膚の発育を助けるビタミンD、皮膚を健康に保つ働きをするビタミンB6など、多くの美肌成分が含まれています。
年齢肌のお悩みがあるときは、積極的にサバを食べてみるといいかもしれません。
〇トマト
トマトと言えばリコピン。
このリコピン、美肌には欠かせない成分なんです。
まず、チロシナーゼの発現を制限。
次に抗酸化作用で、徹底的にシミをブロックします。
さらにコラーゲンを増やす働きも持っていて、お肌のハリと潤いを保ってくれるんです。
トマトには各種ビタミンも含まれていて、徹底的に美肌を目指したいという方にはぴったりの食材になっています。
まとめ
ホワイト成分はここに紹介した以外にもたくさんのものがあり、効果があるかどうかにも当然個人差があります。
ホワイト化粧品やサプリメントを試してみようと思ったときは、一度含まれている成分について調べた上で、自分に合うものを探してみてくださいね。